沢山人が死んだ歴史を教科書で学ぶのと台本にして物語にするのでは受ける気持ちが大きく違いますし…何より精神が削られる( ꒪⌓꒪)
3月に入るとどうしても昨年出演した「火の風にのって」を思い出します。3月10日の東京大空襲を描いたこの作品はファンタジー要素もありますが、戦争当時必死で生きた人達の痛みが強過ぎて…前にも振り返りで書きましたが、悪夢を見るほど辛かったです( ꒪⌓꒪)
作品テーマが戦争だと、どうしても人間の死が切っても切れない。この死に対する気持ちって、もう気持ちと言うより「覚悟」だと思います。
大抵の生きてる人は人の死は身近では無いんですよね…身近では無いから分からない、体験したことがないからパッケージだけを綺麗にした演技になる。
これは役者としては負けでしかない。
綺麗な死なんてないと思います。それをお涙頂戴のような綺麗なパッケージに纏めてしまうとお客さんは白けてします。
でも作品テーマ的に、つまらなかったなんて大抵の人は言えない訳で…
という事で、色んな側面から戦争物は苦手です。役者として負けたくないと思うと昨年以上に精神削られるだろし。いつか人の死から逃げない演技をお届け出来るよう、今日も頑張ろう
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