悲劇の9日間女王
一体どれだけの人が知っているのか…あっでも本当は怖い絵展で見た方も居るのかな?在位9日間のイングランドの女王様です。
すごく数奇な運命と、貴族の思惑と、宗教問題が絡むイングランドのある意味犠牲者とも言えるのがレディジェーン・グレイ
ずっと読みたかったんですが、とても高値で中々手が出せなかった本が急に値下がりまして手に入れることが出来ました。
桐生操さんの本は度々読んでいて、好きだったので今回手に入って本当に嬉しいです!
史実だからこその残酷さと本人にしか分からない苦しみと悲劇がとても魅力的なレディジェーン・グレイ。
いや、本当に彼女は「うっせぇわ」歌っていいと思う(笑)何より貴族って本当に不思議な生き物です。物語では憧れの貴族も、現実は本当に血生臭いし、頭空っぽなんじゃないかと思う。歴史的に称賛される人物にだって黒歴史多いし、有名度からこそ死ぬ前に処理しなければ未来に明るみになる…ある意味すごい罰だ。
西洋史の裏歴史的なものは本当に魅力いっぱいです。ただしとてもスプラッタなので苦手な人は避けた方が良きです。
でもこの残酷さを知ると現代人ってある種すごく真っ当だと思えます。もう無能すぎって!って思っちゃう人も過去の狂人の前では立派なヒトだなぁ…本当に狂ってるもん…
特に西洋史における拷問器具はマジで狂ってます(笑)この話すると止まらなくなるのでこの辺でやめておきます(笑)
ただね。狂った歴史の中でも人々は生きなければならなかった訳で…そんな中、自分の意思ではなく運命を決められた一人…