本気で向き合う
本気で向き合うって勇気がいる。失敗したらかっこ悪いとか、本気になるのはダサいとか…でも本気で向き合わなきゃ芝居はつまらないものになる。役者がいかに本気で向き合ったかはお客さんに伝わる。舞台は言ってしまえば虚構な世界だけど、役者同士が本気でぶつかり合うとそこに本物が生まれる。それが芝居の良さだと思う。みんな悩みながら役を作り上げていく。演出家にダメ出しされて直して…のトライアンドエラーを繰り返す。できなきゃ悔しい。本気だから悔しい。そうやって作られる舞台が面白くないわけが無いのです。