厳しい目
感染者数が上がり続け、でも経済も回さなくちゃいけなくて、そんな中で劇場でのクラスター感染。世間のバッシングは予想通りだな…というのが感想です。
どれだけの感染対策をしていたかはわかりませんが、マスクをしていないSNSの写真を見つけてバッシングされる。演劇に縁のない人にとっては、娯楽の一つでしかない、生きてく上で必要のないものは叩きやすいのだと思います。
そして叩くことで不安を解消しているんだろうな。
もちろん楽屋でマスクをしてないとか、都の感染対策マニュアルを遵守していなかった部分がある可能性もあり、興行者側に全く非がないとは今の段階では言えません。
ただマスクに関しては、舞台役者はメイクをするので、落ちてしまうからなるべく避けたい…というのがこの前、朗読劇で思った感想です。あれはメイクに影響の少ないフェイスシールドとかの方が都合が良い気がします。
1度でも、全く関係ない所でも、「劇場」という場所でクラスターが起きたことで、この先劇場に向けられら目は更に厳しさが増すことでしょう。演劇は益々苦しい立場となります。
芸術は人々の生活が安定した時じゃないと受け入れてもらいにくいんですよね。しばらくは演劇が好きな人がある種の「自己責任」において見に来ていただく事になるでしょう。
もちろん興行者も感染対策を徹底して行わなければなりません。でもお互いにどんなに気を付けていてもこれは起こる時は起こる…のでは無いかと思っています。
難しいですね。きっと興行者もお客様も気を付けていて、それでもクラス…