歴史は…
今日も少し真面目に。歴史は繰り返す…なんて言葉があります。
その昔「魔女狩り」が12世紀以降のヨーロッパでは当たり前のように行われてました。医術の心得がある者、占いを得意とする者…彼女達は何らかの超自然的な手段で他者を害することのできる人間であると信じられていたのです。
現代日本に住む皆様はこの歴史をどう見ますか？｢バカバカしい｣とか｢非科学的だ｣とか思いませんか？少なくとも私は｢無知は罪だ｣と思いました。医学が、統計学が、学問である前、その存在意義が確立されてないばかりに、多くの女性が罪なき命を拷問という最悪の形で奪われたのです。
世界が無知が故。
所変わって2020年の世界は｢新型コロナウイルス｣にその命を脅かされています。武漢から引き上げてきた日本人に、ダイヤモンド・プリンセス号に乗っていた人達に、一部の人達が、まるで魔女狩りのように彼らを糾弾したのです。｢外に出るな｣｢顔を見せるな｣｢お前達がウイルスを日本に持ち込んだ｣恐怖心に支配された一部の人たちは、同じ国の仲間にまで攻撃的になったのです。10年後20年後…この歴史は今の私達が｢魔女狩り｣に対して抱いた様な｢バカバカしい｣という気持ちになるんじゃないかと…(´・ω・｀)そんなお話。あっ言論の自由と他者を攻撃していい事を同一視してる人は人間何年目ですか？と聞きたい。暴言や誹謗中傷は無くなるべきだとは思う。それで痛ましい事件が起きたのだから。でもさ、法律で取り締まられないといけないほど、人間はいつから愚かになってしまったのでしょう？…