ネット社会

あんまりテレビ見ないので、有名人にはとんと疎いです。すごく迷ったけど、やっぱり書いておこうと思って。 女子プロレスラーの木村花さん。ご冥福をお祈りします。まだ若い女性が亡くなったのは痛ましい限りです。私は昨日のニュースまで彼女のことを知りませんでしたが、出ている情報を見る限りかなりネットで誹謗中傷を浴びていたようですね。 Twitterのトレンドには「誹謗中傷」「木村花」「テラスハウス」と並んでいました。 ネット社会での執拗な誹謗中傷は、取り締まられた事例が非常に少なく、名前が売れていればいるほど、身動きが取りにくくなり、結果1人で耐えるしかなくなってしまう。 ひとりがネットで批判を始めると「みんな同じ気持ちだったんだ。批判するのは正義なんだ」と自分に良いように変換してしまうのか、不特定多数で個人を攻撃する。攻撃してる人間はきっと「自分は悪くない。みんなやってる」と思うのでしょうね。 そしていざ人の命が消えた瞬間、今度は誹謗中傷していた人達が周りに「お前たちのせいだ」と一斉攻撃される。これもまた「悪」を倒す為に「正義の心」でやってるのかと思います。 でもね。私にはどっちもどっちだと思うのです。正義って立場が変われば、時代が変われば、人が変われば変わる、形のないものなんです。 最初に誹謗中傷した人達を庇う気も擁護する気も全くありません。稚拙な子供のいじめと同じです。恥ずべき行為です。いい大人が、やっていい事と悪い事の区別もつかないのは愚かしいの一言に尽きます。 それでも。その人達を晒…

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