それぞれの考え。
昨夜も稽古でした。音響と照明が入り、少しずつ衣装も決まり、本番に向けての流れを作っていました。そんな中の都知事の緊急会見。制作も、演出家も、役者もそれぞれがこの緊急会見の不要不急の外出について考えたと思います。演劇や朗読劇など芸術系に属するものの多くは「娯楽」に分類されると思います。しかし携わっている人間にとっては「仕事」なのです。決して趣味の延長でやっている訳でなく、良い作品で世の中を楽しませたい!好きな事を仕事にしたい!と本気で考えている人達が作品に心血注いで作り上げるのが演劇なのです。今週末公演を控えていた人間は、今日中には公演を決行するのか、延期にするのかを迫られ判断することになると思います。決行しても「こんな時期に…」と言われるでしょうし、延期にしたら「楽しみなしていたのに…」と言われるんだろうな…(´・ω・`)知っていただきたいのは私たち全員、公演のために月単位で準備を進めてきました。お金も時間も掛かってます。半端な気持ち人はいないのです!そしてみんな、作り上げてきた作品を世に出したいのです。決行を望む人も、延期を望む人も、その気持ちだけは同じです。