未来から見る今
歴史の教科書の幕末辺りの出来事を読むと、この頃は激動の時代だったんだな…と思う。佐幕と勤王、どちらも目まぐるしく変わる情勢の機微を感じて日々動いていたからあの激動が生まれたんだろう、と。
でも教科書に載っていない当時を生きていた人々にとっては、何かあっても日常の延長線上の出来事だったのだと思うのです。
そして今、長年愛されてきた志村けんさんの訃報を昨日の朝、職場で知りました。子供の頃からテレビで観ていました…多くの人に笑いを届け、批判されても怯まず自分の芸を磨き続けた志村けんさん。謹んでご冥福をお祈りいたします。
志村さんの死因はコロナウイルス。志村さんは過去に喫煙歴があった為、重症化する率が他の方より高かったのだと思います。
昔と違い情報の電波が早い今の時代、この訃報を聞き、多少なりともショックを受けた方の方が多かったのでは無いでしょうか?
夜には安倍首相、小池都知事それぞれの緊急会見(内容は割合します)
この一連の流れはまさに激動の1日だったと思います。特に当事者関係者は…。でも多くの人は情報の電波のみ。ある意味、教科書に載らない多くの人。でも間違いなく今を生きている人。
再三言ってますが、コロナウイルスは治った方の方が多いです。もちろん楽観視してはいけません。もし危機感なく大丈夫だと思ってた方は昨日の志村さんの死で少しは考え方を正した方も多いと思います。今や、誰が罹っていてもおかしくない状況。
だからこそ。情報は正しく。未来の教科書で笑われることの無いように考えて欲しいです。